縄などを用いて人体を縛る行為

-解説-

基本的には相手の身動きを制限するために行われる拘束行為の一種。
麻縄や綿ロープを用いる方法が一般的だが、リボンやネクタイ、鎖、粘着テープなども用いられることがある。
「拘束」ではなくあえて「緊縛」と呼ぶ場合は拘束そのものだけが目的ではなく、拘束する対象を辱めたり見栄えを意識したりする場合が多い。
亀甲縛りや菱縄縛りはその代表的な例であり、これら2つの緊縛方法は上半身を中心に広範囲を縄で縛り特に乳房を強調するような見た目になるが、手足を拘束する機能はほとんどない。

SMプレイの一種として人気がある反面、人体を縛る行為は縛られる側の負担が大きく、一歩間違えば大怪我に繋がる危険な行為でもある。
お互いの合意を取った上で行うことも大事だが、それに加えて縛る側の緊縛に対する理解度も必要になるため、可能な限り体験会などに参加して熟練者から指導を受けてから行うことが推奨される。
もし手軽に緊縛を楽しみたければ、まずは手枷・足枷のように難しい技術を必要としない簡単な拘束具から手を出してみるのが良いだろう。