
【エロ本】の用語解説
成人向けの性的な描写を含む書籍
「エロい本」ならなんでもかんでも「エロ本」と呼べてしまうため、その言葉が指す範囲は非常に広い。
実写のヌード写真集やアダルト系の話題を扱う雑誌もエロ本と呼ばれるし、エロ漫画や官能小説もエロ本である。
時代を遡れば日本には古くから「春画」と呼ばれる絵画があり、1枚で成立する作品は現代で言うところのエロイラストにあたるが、絵巻物タイプのものはエロ漫画に相当する「エロ本」と言えるかもしれない。
かつては「河原にエロ本が落ちていた」というエピソードがあるあるネタとして語られることもあったが、コンビニからエロ本が消えたりエロ本自販機が廃れたり、DL販売も普及してきた現在ではなかなか見られない光景である。
少年少女が性に目覚めたきっかけが「落ちていたエロ本を読んだ」というパターンは以前ならある程度の割合で存在したと言われているが、現代ではレアケースになっているだろう。