膣やアナルの穴を広げる行為のこと

-解説-

膣口の平均的な直径は2.5～3cm、肛門は直径2cm程度と言われている。
ある程度の伸縮性はあるため挿入未経験でも多少の融通はきくが、日本人の男性器は太さが平均3～3.5cm程度あり、中にはさらに1cm以上太い男性も居るため、なかなか挿入が困難という事例も珍しくない。
また、ディルドやバイブの中にも直径4cmを超えるものはそれなりに存在し、中には人に腕かと思うほど太い商品もある。

こういった「太いもの」の挿入に耐えうるように行われるのが「拡張」という行為であり、ダイレーターやディルド、アナルプラグのような挿入用グッズを用いて「太いものが挿入された状態に慣れさせる」ことで穴を広げるのが狙いとなる。
よほど過剰かつ過激な拡張行為に手を出さない限り、緩やかに穴を広げていくぶんには日常生活への支障もほとんど出ないが、無茶な方法を取れば裂傷を起こしたり、拡張された穴が塞がらず便失禁などにも繋がったりもするため、実施する場合には体の調子をよく確かめながら行う必要がある。