
【異物挿入】の用語解説
女性の膣や男女の肛門に男性器以外のものを挿入する行為
子作りとしての性行為において、本来女性の膣に男性器以外のものを挿入する必要はない。
キリスト教圏においては特にこの考えが顕著であり、性行為とは生殖行為のことであり、快楽を目的とする性行為は全てが禁忌という考えもある。
そうなると男性器以外のものは全てが異物であり、指やディルドなどを膣に挿入する「快楽目的の性行為」は異物挿入として忌避されるものとして扱われた。
しかし、元々そういった文化背景を持たず、宗教観も薄い現代日本においては、キリスト教圏に比べると格段にカジュアルなプレイの1種として異物挿入は捉えられている。
前述した指やディルドは異物挿入の中でもライトなものであり、これらはそもそも「異物挿入」であるとすら捉えられていないことが多い。
中には野菜やペンライトなど通常の性行為には用いないようなものを挿入するプレイもあるが、こういったケースは現代日本でもアブノーマルなプレイの1つとして認識されるだろう。
また、肛門に対して男性器以外を挿入する場合も「異物挿入」と呼ばれることはある。
「そもそも肛門に男性器を挿入するのも異物挿入では?」という疑問を呈する者も居るが、男性器に限っては「異物挿入」ではなく「肛門性交」という別枠にされることが大半である。