
【グリセリン】の用語解説
保湿剤や潤滑剤の材料になるアルコールの一種
「グリセロール」とも呼ばれているが、アダルト分野においてはほとんど「グリセリン」の名前が使われている。
甘味料や保存料として食品に使用されたり、保湿剤や増粘安定剤として利用されたりしており、液体に混ぜることで粘度を増す性質がローションの材料として活用されている。
吸湿性に優れるため保湿剤にも活用されており、グリセリンを使ったローションも塗布した部位の潤いを保つことに長けている。
また、浣腸用の注入液としても人気が高い。
これはグリセリンの吸湿性が腸内で発揮されると、蠕動運動を誘発させて排便を促す効果があるからである。
スムーズに直腸を綺麗に出来るため浣腸液としては重宝されるが、逆にプレイ中の余計な排便を誘発させてしまう可能性があるため、なるべくアナル用のローションにはグリセリンフリーのものを選ぶのが良いとされている。
中にはアナル用をうたいながらグリセリンを含むローションも販売されているが、そういった製品のグリセリンは通常よりかなり量を抑えて配合されていることが多い。