
【L-シトルリン】の用語解説
体内のアンモニアを尿素や一酸化窒素に変換するアミノ酸
単に「シトルリン」と言う場合も、このL-シトルリンを指している場合が多い。
シトルリンには「血流促進」「体温維持」「抗酸化作用」「利尿作用」などの効果があり、大人から子供まで幅広い年代で必要になる成分である。
シトルリンは人間の体内でアルギニンへと変換され、その後はオルニチンに変化するが、その過程で体内のアンモニアを尿素や一酸化窒素へ変換する。
これにより一酸化窒素の血管拡張作用や動脈硬化抑制作用が体に影響を及ぼす。
ここで変換された一酸化窒素によって血行が良くなり下半身へ血が巡るようになるため、男性器のサイズ増大や精力の増強、勃起不全の予防や改善に繋がると言われている。
また、男性だけでなく女性にとっても必要な成分であり、シトルリンの摂取は生理不順や冷え性の改善に繋がるという。
なお、シトルリンの中でも人の体内に存在するシトルリンは「L-シトルリン」、科学的に合成されたシトルリンを「D-シトルリン」と呼ばれる。
「シトルリン」という名前自体は、この成分がスイカから発見されたことから、スイカの学名「シトルラス ブルガリス」にちなんで名付けられた。