
【潤滑ゼリー】の用語解説
性交痛の軽減を目的に用いられる潤滑剤
「潤滑性を与えて摩擦を軽減する」という点ではローションとよく似た存在だが、用途の違いから両者は区別して扱われることが多い。
分かりやすい違いはローションが「体外」、潤滑ゼリーが「体内」での使用を想定している点で、男性がオナホールを使用する際は男性器の表面に塗布するためローションを、男女が性行為に及ぶ際は女性器の内部に触れるため潤滑ゼリーを使用するのが推奨される。
とはいえアナルプレイにおいては「アナル用ローション」を使うことが多く、基本的には「女性器の性交痛を軽減する」ことを目的としたものを潤滑ゼリーと呼ぶのが確実な区別であると言えるだろう。
ローションでも潤滑ゼリーの代用とすることは可能だが、用途に合わせて特化された潤滑ゼリーがより性交痛の対策に適していることは確実である。
もし愛液の不足などで性交痛に悩むことがあれば、潤滑ゼリーを用意するのが良いだろう。
一部のコンドームには最初から潤滑ゼリーが塗布されているものもあり、それらの活用も1つの手段と言える。