1人のサドが複数のマゾと関係を持つこと

-解説-

本来は「1人の飼い主が複数のペットを飼うこと」を指す言葉。
そこから転じて「1人の御主人様が複数のマゾ奴隷を飼うこと」という意味で「多頭飼育」「多頭飼い」という表現が使われるようになった。

基本的には「同時期に並行して関係を持っているマゾ奴隷が複数人居る」状況を指しており、複数人居るマゾ奴隷同士に面識があるかどうかなどはあまり重視されない。
SMプレイの性質上、支配者の側に立つサドは常に増長のリスクを孕んでおり、多頭飼育によってマゾ奴隷の「替えがきく」状況が続くと、1人1人との接し方を蔑ろにする者も現れやすい。
こういった理由もあってSM趣味のコミュニティでは多頭飼育に対して否定的な意見も少なからず存在しており、仮に多頭飼育を行うのであれば、「御主人様」としての責任ある振る舞いが求められるだろう。