
【おっぱい】の用語解説
女性の乳房や母乳を指す幼児語
すっかり広く定着しており日本語話者なら誰もが知っていると言っても過言ではない言葉だが、なぜ女性の乳房を「おっぱい」と呼ぶのかは語源が諸説あってはっきりしておらず、理由は定かでない。
実は動物全体の中では授乳期以外も常に膨らんでいる乳房というのはかなり珍しく、どうしてヒトの乳房は常に膨らんだ形状をしているのかという理由も分かっていない。
女性の身体部位では代表的なセックスアピールであるにもかかわらず、何から何まで意外にも分からことだらけなのである。
形や大きさ、乳首の色や性感帯としての感度など個人差が激しい部位でもあり、そのぶん男性側のおっぱいに対する好みも個々人によってかなりの差が出やすい。特に話題として挙がりやすい「大きさ」に関しては、巨乳派と貧乳派で決して相容れない価値観の相違が目立つ。
なお、男性の胸部も「おっぱい」と呼ぶことがないわけではないが、特に筋肉質で屈強な男性の胸板については「雄っぱい」という特有の表現を用いることが多い。