
【ご奉仕】の用語解説
自分の満足よりも相手の満足を優先して行動すること
一般的にはボランティア活動などを指して使われることが多い言葉だが、アダルト分野においてはSM的な意味合いを含む言葉でもある。
SMプレイはSがMを責めることで進行していくことが多いが、ご奉仕プレイはSが性的に満足できるようMが能動的に行動することが特徴。
ライトなマッサージなどから全身リップやフェラチオなどのペッティング、果ては献身的なセックスまで、徹頭徹尾相手の快感を優先するところにご奉仕プレイの真髄がある。
一見するとSが一方的にMを酷使しているようにも見えるが、Mにとっては「自分の奉仕でSが満足していること」それ自体が自分の満足に繋がることも多く、なんだかんだギブアンドテイクが成立していることも珍しくない。
ただし、それに甘えて偉そうにふんぞり返るだけのSが愛想を尽かされるということも同じくらい珍しくないことなので、奉仕を受けたSはきちんとMの望む「ご褒美」を与えてあげるべきだろう。
パートナーとの関係性という意味ではハードルの高いプレイだが、特別な道具が何も必要ないため手を出すこと自体は簡単。
SMプレイに興味が出たら、拘束やスパンキングのようなプレイよりも先に、マイルドな言葉責めから始めてみるのが良いかもしれない。
ただし、言葉責めの最中に言い淀んだりすると通常以上にかっこ悪い印象になってしまうので、その点は注意が必要である。