
【子宮】の用語解説
妊娠時に胎児を育てるための入れ物となる哺乳類のメス特有の臓器
膣の奥に位置しており、膣と子宮の境目である子宮口周辺にはポルチオと呼ばれる性感帯が存在している。
膣内で射精された精子は子宮内に向かって移動を行い、子宮と卵巣を繋ぐ卵管で卵子との受精を図るが、子宮内の白血球は精子を攻撃するため、弱い精子は子宮内で淘汰されることになる。
受精を経て受精卵となった卵子は子宮の内壁に付着し、出産までの間そこで成長を続ける。
この受精卵が子宮内に定着する「着床」が起きなかった場合に子宮内膜が剥がれ落ちて体外に排出されるのが「月経」や「生理」と呼ばれる現象である。
子宮のうち膣と繋がっている部位を子宮頸部といい、子宮頸部のうち膣に突出している一部分をポルチオと呼ぶ。
女性器周辺の性感帯ではクリトリスやGスポットと並んで名前が挙げられる部位だが、子宮口に触れればすぐさま快感が得られるといった単純な性感帯でもないため、強い快感を得るポテンシャルを引き出すには少し手間がかかることで知られている。