
【処女】の用語解説
男性との性交経験がない女性
一般的には「男性との性交経験がない女性」という意味で使われることがほとんどだが、深堀りしていくと人によって捉え方が違うことも多い言葉である。
たとえば「膣への挿入経験はないがアナルセックスの経験がある女性」を処女と呼ぶか否かは意見が分かれやすい。
処女か否かを判別するために「処女膜の有無」を基準にする人も居るが、バレーボールなどの激しい運動によって性交経験がないにもかかわらず処女膜が損傷する場合もあるため、明確な基準とはなりえない。
「膣への挿入に至るところまではいったが、男性器のサイズなどの問題で中途半端に断念した」などの場合だとなおさら処女と呼ぶかどうかは判断が難しくなるだろう。
そのため、フィクション作品のキャラクター属性などとして「処女」という属性が与えられる場合、そのキャラクターは「男性との性行為経験が一切ない」という扱いを受けることがほとんどである。
女性の処女性にこだわる潔癖な人を俗に「処女厨」や「ユニコーン」と呼ぶが、性経験が豊富でワンナイトを好むような男性は面倒な手間を嫌う傾向にあるため、却って処女の相手を嫌がることが多く、対照的である。