
【腰振り】の用語解説
セックスの素振りに喩えられる腰つき、主にオナニーの方法の一種を指す
発情期の犬には「マウンティング」という行動がよく見られ、これは交尾をするかのような腰つきを相手が居ない状態で行う、性的興奮が原因の行動である。
人間の場合は発情期の行動としてそういった挙動をとるわけではないが、「エアセックス」とも呼ばるような動作で行われるオナニーが存在する。
男性の場合は大型のオナホールをテーブルなどに置き、オナホールではなく自分の腰を動かす形で挿入を行うと「腰振りオナニー」と呼ばれるスタイルになる。
女性の場合は床や壁などに吸盤付きディルドを固定し、自ら尻を近づけて膣に挿入して腰を振ることでディルドを出し入れする動作が「腰振りオナニー」と呼ばれる。
どちらも実際のセックスに近い形で自分自身が能動的に動く必要があるため、手軽さには欠ける反面、より充実感のある快感を味わえる。
男女ともに「自分が責めている」感覚を味わえるため、対人の性行為で主導権を握りたいという人のイメージトレーニングにも適しているだろう。
ちなみに、成人向けの創作物には性的興奮の高まりで無意識に腰を振ってしまうという、犬のマウンティングによく似た演出が行われることもあるが、こちらは無様さを強調するために「腰振り」よりも「腰ヘコ」と呼ばれることが多い。