
【クスコ】の用語解説
女性器に挿入して膣内や子宮口を観察するための医療器具、膣鏡の一種
「クスコ」という名称は、厳密に言うと腟鏡の一種である「クスコ式腟鏡」が由来であり、それ以外の腟鏡に用いる名称としては適切ではない。
しかし一般的にはクスコ=腟鏡というイメージがついているため、クスコ式腟鏡に限らず腟鏡であれば「クスコ」と呼ばれがちというのが現状である。
腟鏡自体はれっきとした医療器具だがアダルトグッズと販売されているクスコも存在しており、いわゆる「お医者さんごっこ」のほか、膣内を観察するという羞恥プレイの一環として利用されることが多い。
ちなみに、腟鏡のクスコはクスコ式腟鏡を開発したフランス人外科医の名前が由来だが、旧インカ帝国の都市にもクスコという名前の都市がある。
こちらの名前は「へそ」を意味するケチュア語が由来であり、腟鏡のクスコとは全く関係がないはずなのだが、インカ神話においてクスコ王国を拓いた初代国王の名前がマンコ・カパックであるため、やけに腟鏡の機能と噛み合っているとしてよくネタにされている。