セックスの際に膣外で射精すること

-解説-

コンドームを使用していない状態でセックスを行い、射精寸前に男性器を引き抜くことで膣内射精を回避する行為を指す場合が多い。
妊娠を回避するために行われることが多い一方、射精前のカウパーなどにも精子は含まれているため、避妊手段としては効果が不十分な行為でもある。
俗に「外出し」とも呼ばれる。
避妊目的でない場合は、膣内ではなく腹部や顔などに精液をかける「ぶっかけ」を目的として行われる場合もある。

実は「オナニー」の語源となった行為は自慰行為ではなく膣外射精であり、亡き兄の妻と子を作ることを命じられたオナンが膣外射精で子作りを拒んだ行為が語源とされている。
先述した通り膣外射精は避妊手段としては不十分な行為だが、「生殖を拒みながらセックスをした」という点が神の怒りに触れたため、オナンはその後処刑されてしまったという。