
【S状結腸】の用語解説
大腸の主要部分である結腸の末端にあたるS字状に折れ曲がった部位
「S字結腸」とも呼ばれる。
肛門から続く直腸と大腸の境界に位置する部位で、その名の通りS字状に折れ曲がっている。
医学的な意味合いでは「大腸と直腸の境界周囲数十cm」くらいの広い範囲を指すが、アダルト分野においてはアナルプレイにおける性感帯として有名であるため、「大腸と直腸の境目にあるくびれた部分」という性感帯として機能する箇所をピンポイントで指すことが多い。
前立腺と混同されて誤解されていることもあるが、S状結腸は男女関係なく存在する。
そのため前立腺がない女性がアナルで快感を得る場合、腸内ではこの部位が主な性感帯として機能することになる。
S状結腸は刺激を受けると女性のポルチオに似た感覚があるとされており、開発すれば大きな快感を得られると言われているが、厳密には隣接する臓器や筋肉を圧迫したことで起きる反応である。
腸壁には触覚や痛覚がないため傷ついても自覚することが出来ず、快感目当てに乱暴な刺激をしていると自ら腸を傷つけかねないため、注意する必要があるだろう。