卑猥な言葉や支配的な言葉で羞恥心を煽るSMプレイの一種

-解説-

相手を辱めるような言葉で羞恥心を煽り、興奮を高めたり嗜虐心を満たしたりすることを目的としたプレイ。
愛液の分泌やクリトリスの勃起といった性的興奮に伴う反応をわざわざ言葉にして「期待してる？」などと指摘したり、快感を得ている様子を揶揄して「変態」と罵ったりするのがオーソドックスな言葉責めとして知られているが、よりハードなものになると人格否定や脅迫に片足を突っ込んだような罵倒も用いられる。

当たり前だが相手が不快感を覚えるようであればプレイとしては成立しておらず、場合によっては喧嘩、最悪の場合は犯罪行為として糾弾される可能性もあるため、どのレベルの言葉責めまでがセーフなのか、相手との信頼関係は築けているかなどをしっかり見極める必要がある。

パートナーとの関係性という意味ではハードルの高いプレイだが、特別な道具が何も必要ないため手を出すこと自体は簡単。
SMプレイに興味が出たら、拘束やスパンキングのようなプレイよりも先に、マイルドな言葉責めから始めてみるのが良いかもしれない。
ただし、言葉責めの最中に言い淀んだりすると通常以上にかっこ悪い印象になってしまうので、その点は注意が必要である。