ワン子と学ぶ「ローションの素材」


おはようございます、ワイルドワン子です。

どんどん気温が下がってきて、本格的に冬が始まった感じがしますね。
11月ってまだ秋のイメージだったけどなぁ……犬もコタツで丸くなりたくなる寒さだワン。
寒くなってくるとえっちのときに困ることといえば……そう、ローションの温度です。
十分暖かい部屋に置いてあったならともかく、寒い部屋に放置されていたローションの冷たさはびっくりするワン。冷感ローションじゃなくてもひんやり気分が満喫できちゃいます。
ローションが冷たいと体もびっくりしてこわばってしまうので、そういうときはローションを人肌程度の温度まで温めてから使うと良いワン。
ただし! 電子レンジを使おうとするなら注意が必要だワン。簡単に温まる反面、温まりすぎて適温を飛び越えることも少なくありません。
アツアツになった粘度の高いローションを体に垂らしたりなんかしたら、熱さを感じてもすぐに拭き取ることが出来ず大事故になってしまうワン。
ローションを温めるなら、専用のグッズを使うか、容器ごとお湯に入れるのが安全かつ手っ取り早い方法だワンね。

と、冬にローションを楽しむテクニックを紹介したところで今日の本題です。
以前「ディルドの素材」というブログ記事を書きましたが、ディルドだけでなくローションにも、素材の違う様々な種類が存在します。
今日はそんなローションの種類について、主流なものをいくつか紹介していきましょう。
ワン子と一緒に、お勉強の時間だワン!

1.ポリアクリル酸ナトリウム系

ローションと聞いて多くの人が想像するぬるぬるのローションは、全てポリアクリル酸ナトリウム系ローションと言っても過言じゃないワン。
THE ローション!」という感じの強いぬるぬる感を出せるのが特徴で、しかも安価!
世の中に売っているほとんどのローションには、ポリアクリル酸ナトリウムが入っていると考えて差し支えないワンね。
そんなポリアクリル酸ナトリウム(略して「ポリアクリル酸Na」や「ポリアク」と呼ばれることもある)ですが、安くてぬめりが強いという特徴があるため、全体的にぬめりの強い商品が多めという傾向があるワン。
この特徴を活かす方向で考えると、潤滑ゼリーのような「すべりを良くする」用途よりは、いかにもローションらしい「ぬめりを楽しむ」という目的で使うのが適していると言えるワンね。
たとえば「オナホールを利用するときに使う」場合は、いやらしい愛液のようなぐちょぐちょした音や感触を楽しむことが出来るし、「ボディマッサージなどの愛撫に使う」場合は、日常ではなかなか味わうことのないこのヌメヌメとした感触が興奮を誘っていやらしい気持ちを加速させること間違いなしだワン。
ただし、ぬめりが強い分洗い流すのがちょっと大変なので、ローションを使った後の処理には要注意だワン。
特にお風呂場の床なんかに残っていると思わぬ事故に繋がるので、しっかり入念に洗い流すのが大事だワンね。


ワイルドワンの商品では『極純 プレミアムピュアローション』がポリアクローションに分類されるワンね。
それでいて成分の99%が水という限りなく自然度の高い成分配合は、他のポリアクリル酸ナトリウム系ローションとは一線を画すといっても過言ではないワン。

2.ポリクオタニウム系

ポリアクリル酸ナトリウムと少し名前が似ているけど別物なのが、このポリクオタニウム系ローションです。
比較的お肌に優しいことが特徴で、ローション以外だとシャンプーや化粧品、コンタクトレンズ液なんかに使われている素材なんだワン。
少ない量で高い潤滑力を確保でき、しかも乾きにくくて長時間の使用にも適しているので、まさしくセックスをするために最適の特徴を持っていると言えます。
そんなポリクオタニウム(略して「ポリクオ」とも呼ばれる)ですが、もちろん非の打ち所がない完璧な素材というわけではなく、ポリアクリル酸ナトリウムほどの強いぬめりは出せないほか、値段が高いという欠点もあります。
そもそも商品数が少ないので、選択肢が少ないというのもちょっと困るポイントだワンね。
なので、ぬめりが欲しい場合はポリアクリル酸ナトリウム系、すべりが良くてお肌にやさしいローションが使いたければポリクオタニウム系というような使い分けがイメージとしては合っていると思うワンね。
そんな数少ないポリクオローションですが、なんとワイルドワンから販売されている『フレバーローション』はまさしくそのポリクオローション!


ポリクオタニウム系ローションを試してみたいという方は、是非このフルーツの香りで雰囲気づくりもばっちりな『フレバーローション』で使い心地を試してほしいワン。

3. カルボキシビニルポリマー系

粘度が低く、ポリアクリル酸ナトリウムのようなぬめぬめ感はない一方、さらさらぷるぷるした感触が特徴と言えるのがこのカルボキシビニルポリマー系ローションです。
化粧水や洗顔料などにも使われる素材なのでお肌にも優しく、肌に膜を張るように広がるので拭き取りやすいという長所があります。
その一方、カルボキシビニルポリマー(略して「カルボマー」とも呼ばれる)は乾きやすいため長時間の使用には向いておらず、膣内やアナルへの使用も向いているとは言えません。
最大の特徴は「拭き取るだけですぐに落ちる」という手軽さなので、粘膜に触れない全身マッサージで利用したりコンドームと組み合わせてオナホール使用後の洗う手間を減らしたり、と言った使い方に適しているワン。


ワイルドワンの商品では『絶対イカせるローション』の「催淫 イランイラン」に使われている素材だワンね。
このローションでパートナーを全身マッサージして気持ちを盛り上げたら、いつもより激しい夜が過ごせそうだワン……わぉん。

4.グリセリン系

ぬるぬる感が少ない一方でお肌に優しく、水溶性なので洗い流すのも簡単なのがこのグリセリン系ローション
化粧品や目薬にも使われる保水性に優れた素材で膣内に入れても安全なため、潤滑ゼリーの主成分として多く利用されています。
粘度も女性の愛液に近いため、いわゆる「ローションプレイ」のような用途には向かない一方、緊張や体質で愛液が少ない場合に代用品として使っても違和感があまり出ないのは利点の1つです。
ただし、注意が必要なのがアナルに使う場合だワン。
グリセリンはローション以外で浣腸にも使われる素材で、腸内に入ると排便を促す作用があります。
気にしない、むしろ利用するという人も中には居るかもしれませんが、そうでない場合は使用を控えた方が賢明だワンね。
ローションとしては値段も少し高めなので、使用目的やお財布と相談して決めると良いワン。


ワイルドワンの商品では『VBローション』がグリセリン系ローションに該当するワンね。
女性の声を聞いて女性の手で作られたローションならではの、女性器に優しい成分で広い用途に使えるローションだワン。

5.シリコン系

少量でも乾きにくく、長時間のプレイにも適しているほか、肌に吸収される心配もないため、最もアナルプレイに適したローションとして名前が上がるのはこのシリコン系ローション
腸内は人体で最も吸収効率の良い部位とも言われており、下手にアルコールなどが入り込むと一気に吸収されて体に影響が出てしまう危険性があります。
シリコンは人体に吸収されないためその危険性がなく、アナルに使用しても安全というわけだワンね。
ただしそんなシリコン系ローションにも注意が必要で、同じシリコン製のグッズと併用すると、ローションに触れた部分からグッズを劣化させてしまう恐れがあるんだワン。
さらに、ラテックス製のコンドームもオイルに弱い性質があるため、オイルベースであるシリコン系ローションとの相性はよくありません。
シリコン系ローションを使用する場合は、ポリウレタン製コンドームを併用するのがオススメだワン。コンドームで保護すればシリコン製のグッズでも一緒に使うことが出来るワンね。

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ということで、主流なローションの素材を5種類紹介してみたけど、どうだったワン?
ほかにもヒドロキシプロピルセルロース(略して「ヒドロ」とも呼ばれる)やパラフィンなど、紹介した5種類以外のローションもありますが、数としてはだいぶ少ないと言えます。
ローションの中には成分表示のされていない商品もあり、わざわざアピールされていないと素材のことが分からないこともありますが、今度ローションを選ぶときは是非とも素材も気にしてほしいワン。
もちろん、ワイルドワンでも様々な素材のオリジナルローションを取り扱っているので要チェックだワン!
目的に合わせてぴったりのローションを選んで、楽しいプレイを楽しみましょう。
……全身ローションまみれのぬるぬるプレイ、えっちな気分になるというよりも、なんだか砂遊びをする小学生みたいなワクワク感があるワン。
転ばないように注意して、汚れても平気なお風呂場で楽しむのがオススメだワンね。
1人で使っても誰かと使っても楽しいのがローションのいいところだワン。