ワイルドワン流「オナホールの使い方」完全解説


おはようございます、ワイルドワン子です。
男性向けアダルトグッズの代表格「オナホール」。
実際に使ったことがない男性や、そもそも使う機会がない女性であっても、なんとな~く使い方は想像がつくという人が多いでしょう。
しかし使い捨ての商品ならともかく、洗って繰り返し使えるタイプのオナホールとなると、その適切なメンテナンス方法はよく分からないという人も居るんじゃないかワン?
今もう既にオナホールを使っている人も、今後使う予定がある人も、今のところ使う気はないという人も、はたまた自分では使わない女性も、知識を蓄えておいて損はないワン。
オナホールの値段もピンからキリまで。少なくないお金を払って買ったオナホールがケア不足で使えなくなってしまってはもったいないし、万が一メンテナンスを怠って衛生面に問題があるオナホールを使ってしまえば、体に悪影響が起きることも考えられるワンね。
今回はそんな悲劇を防ぐために、初歩的なオナホールの使い方から適切なメンテナンスの方法まで、オナホールを使うときに知っておきたい知識をドドンと解説していきましょう。

そもそもオナホールってどんなグッズ?

「オナホール」のことを出来る限り簡単に説明すると、「男性器を挿入して性的快感を得られるように作られた性具の一種」であると言えるワン。
しかし一口に「オナホール」と言っても、現代におけるオナホールの発展は実に多種多様だワンね。
使い捨てのものもあれば、洗って繰り返し使えるものもある。
女性器を模しているものもあれば、人間の口を模しているものや、そもそも機能性に特化して人体を模していないものもある。
自分の手で動かす必要があるものもあれば、電動でピストン運動や回転、吸引などの機能が備わったものもある。
中には女性の乳房を模していたりして「ホール=穴」がメインではないものまで存在するワン。
今回の記事では、そんな数あるオナホールの中でも特に主流な「洗って繰り返し使えるハンドサイズのオナホール」を例として、一般的な使用方法やケアの方法を紹介していきましょう。

オナホールを使ったオナニーの事前準備

オナホール、ローション、タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ、吸水スティック、オナホールウォーマー

まずはオナホールを使う際に用意すべきものを確認しておくワン。
オナホールそのものが必要なのは当然として、ほかに必須と言えるものに「ローション」が挙げられるワンね。
使い捨てのオナホールには最初からローションが充填されている場合もありますが、繰り返し使えるタイプのオナホールは1回使い切りのパウチ型ローションが付属している程度で、2回目以降の使用についてはローションを自分で用意しておく必要があります。
中にはローションを使わずにオナホールを使うという猛者も居ますが、潤滑剤なしでオナホールを使用した場合、摩擦でオナホールも男性器もどちらも傷つく可能性があるため、流石に推奨は出来ないワン。

 

極純プレミアムピュアローション』は水溶性ローションなのでオナホの素材に左右されず使用できる

ここで注意が必要なのは、使う予定のオナホールとローションの素材だワン。
オナホールの多くはシリコンやエラストマーを素材としていますが、それらの素材と一緒にシリコンやオイル系のローションを使うと、大事なオナホールを劣化させてしまう可能性があります。
シリコンとエラストマー、オナホールの素材がどちらの場合でも問題なく使える水溶性ローションを用意しておくと、違うオナホールを使う度に素材を確認してローションを使い分けなくてはいけない……といった手間を省くことが出来るのでオススメだワン。

 

タオルやティッシュはローションがつくと面倒なため、ウェットティッシュはあればあるほど良い

また、使用中にローションが垂れたり射精後の精液がこぼれたりする可能性もあるので、すぐ手が届く範囲に拭き取るための道具を用意しておくのも重要だワン。
衛生的な観点から言えば拭いてすぐに捨てられることが理想的なので、オナホールを使う際に用意するならばタオルよりも「ティッシュペーパー」が適していると言えるでしょう。
一方、オナホールを使った後に汚れているのはオナホールだけではないワン。
オナホールの使用後には挿入していた男性器もローションまみれになっているため、そのまま下着を履き直したりすることは難しいはずだワン。
しかしローションまみれになった男性器をティッシュペーパーで拭くと、水分を吸ったティッシュペーパーがビリビリに破けてそのまま男性器の皮膚に張り付いてしまう可能性もあります。
そのため、オナホールを使用する際はティッシュペーパーのほかに「ウェットティッシュ」も一緒に用意しておくことがオススメだワンね。
ウェットティッシュならローションがついても簡単には破れないし、ティッシュペーパーのように男性器へまとわりつくなんてことにもならないワン。

 

コンドームを使用すればオナホールの内部に精液は付着しない

そして、これに関してはオナホールを使い慣れている人の中でも好みが分かれるポイントですが、後始末を楽にしたいという人は「コンドーム」を用意しておくというのも方法の1つだワン。
コンドームとオナホールを併用すれば、オナホールの中に直接男性器が触れなくなるため、使用後のオナホール内部に残る汚れがローションだけになり、洗浄が少し楽になります。
もちろん、本来は直に触れるオナホールの刺激をコンドーム越しで味わうことになるため、コンドームなしで楽しむ場合と比較すれば快感の度合いは多少下がりますし、コンドームを使う分のコストも余計にかかりますが、それらと天秤にかけてでも清潔感を気にするという場合には悪くない選択肢だワンね。

 

日本の名器 蛸壺極昇天』は、「名器」と呼ばれる膣の構造「タコつぼ」を再現したオナホール

初めてオナホールを使うという場合は、ここで新品のオナホールを用意しているでしょう。
一見すると新品のオナホールは清潔なように思えますが、工場で作られて出荷されたままの状態なので、男性器というデリケートな部位を直接触れさせるには少し不安が残るワン。
また、素材によってはオイルブリードと呼ばれる現象で表面に油が滲み出ていたり、それを予防する措置で表面が粉っぽくなっていたりすることも多いため、それらを洗い流すためにも水洗いはしておくのがオススメだワンね。

 

使用前も使用後も、重要なのは内部の洗浄

洗い方としては、まず表面と内部の水洗いが基本だワン。
オナホールの表面を洗うのは簡単ですが、重要なのは男性器が直接触れる内側の洗浄。しっかり綺麗にしたいと考えたらオナホールを裏返して洗いたくなるかもしれませんが、多くのオナホールは裏返して洗うことを想定した耐久力にはなっていないので、挿入口が裂けたりする可能性があるワン。
たまに裏返しても大丈夫と謳っているオナホールもあるにはありますが、わざわざそうアピールしている商品でもない限り、裏返すのは控えた方が得策だワンね。
ほかにも、オナホールには穴が両側に貫通している貫通式と、片側にのみ穴がある非貫通式がありますが、主流とされている非貫通式は反対側に穴がないため、注いだ水が流れて出ていかず洗うのが少し大変だワン。
オナホールの内部を洗うときは、水を流し入れながら指を入れて、底の方までしっかりと洗うようにしましょう。

 

オナホールの内部を洗うにはこのようなスポンジがあると便利

このとき、水洗いするだけでも特に問題はありませんが、手間やコストを惜しまないのであればハンドソープやオナホール専用のクリーナーなどを使用すると、より清潔な状態に整えて使用することが出来るワン。
「指では一番奥までしっかり洗えない」という方は、ケア用品として売られているオナホール洗浄用のブラシなどを用意すると洗浄が捗るのでオススメだワンね。
これらの道具は使用後の洗浄でも利用できるので、用意しておけば決して損はないワン。

必須ではないものの、やっておくとオナホールの使い心地が少し良くなる準備として「オナホールを温める」ことが挙げられるワン。
普段オナホールを保管している室温にもよりますが、たとえば冬の寒い時期などはオナホールが冷えていることが多いと思うワンね。
オナホールは擬似的なセックスの快感が体験できるようなアダルトグッズですが、それならば冷たいオナホールに挿入するより、人肌くらいに温まったオナホールに挿入した方が生身の女性に挿入しているような感覚を味わえるはずだワン。
……じゃあ、温めて損はないワンね?
オナホールを温める方法はいくつかありますが、最も簡単で特別な道具も必要ないのは「お湯に入れる」方法。
あまり熱すぎてもいけないので、熱湯ではなくお風呂の温度を目安にお湯を用意し、オナホールを沈めておくといい具合に温められるワン。

 

UV-Cオナホウォーマー』はスタンド付きなので、洗ったばかりのオナホを床や机に触れさせずに温められる

それ以外の簡単な方法としては、「オナホウォーマーを使う」方法があるワンね。
オナホウォーマーとはオナホールを温めるために作られた棒状の機器で、オナホールに挿入して電源を入れることで内部の温度を人肌程度まで温めてくれるんだワン。
決してオナホールを使うにあたって必須ではないものの、オナホールを使う前にこうしたひと手間を加えることで、そのまま使うよりもクオリティの高い快感を味わえる……というわけだワンね。
このとき、ローションも一緒に温めておくのを忘れないようにするのが大事だワン。
オナホールだけ温めてもローションが冷たければ、実際に感じるのはローションの冷たさになってしまいます。
ごく短時間だけ電子レンジで加熱したり、専用のローションウォーマーを用意して温めたりといった方法がありますが、お湯の入った桶などに密閉したローションの容器ごと沈めて温める方法ならば手間も少なく、「温めすぎて火傷する」といった事故も起きにくいためオススメだワン。

基本的な使い方

ローションを注入する際は、こんな斜めからではなく、なるべくまっすぐ穴に注いだ方が良い

それでは、いよいよオナホールの使い方について触れていきましょう。
まずはオナホールの挿入口からローションを注入し、男性器をスムーズに挿入できるよう準備します。
このとき注ぎ入れるローションの量は、少なすぎるとローションの良さが発揮されず、多すぎると今度はオナホールの内部構造を感じにくくなってしまうため、適量を見極めることが重要だワン。
目安としては、ローションを注いだ状態でオナホールを握りしめたとき、挿入口からローションが溢れない程度に少しはみだすくらいが適量と言えるワンね。
ローションを入れる際は、何回かに分けて都度確認しながら充填していくと良いワン。
ちなみに、使用するオナホールが貫通式の場合は、反対側の穴からローションが漏れ出るから注意が必要だワン。

 

リアルな造形が特徴の『生チンディルド』を挿入した図

ローションを注ぐことが出来たら、いよいよ実際に使う段階です。
この段階になるともう細かい使い方も何もないので、思うまま自由に動かしてしまっても問題ないワンね。
とはいえ、それまで自分の手で扱くオナニーしか経験してこなかった人に限っては、初めてオナホールを使うと快感が強すぎるかもしれないワン。
なのでまずは、ゆっくり「こんなにスローペースで良いの?」というくらいの速度で挿入してみると良いと思うワンね。
オナホールやローションを事前に温めていた場合は、この時点で生々しい肉感の温もりを味わうことが出来るはず。
このとき非貫通式のオナホールを使っている場合は、オナホールをおしりの方から挿入口の方に向かって握り込み、内部の空気を抜いてみるのもオススメだワンね。
こうすることで、挿入した男性器に対して内部構造がより密着するようになり、いわゆる「バキューム」を楽しむことが出来るようになるんだワン。
そのぶん刺激が強くなるので、初心者は慣れてきてから試すのも良いと思うワンよ。

 

13cmの『生チンディルド』なら余裕で根本まで入る

奥まで挿入しきったら、次は好みのペースを探りながらピストン運動を始めるワン。
ゆっくりペースで長く楽しむも良し、ハイペースなピストンで一気に絶頂を目指すも良し、これもまた各々の自由だワンね。
充実したオナニーのために日々クオリティアップが行われているオナホールの世界、最早それは女性器の代用品ではなく、男性器へ快感を与えることに特化している分その気持ち良さは本物の女体を上回ると言っても過言ではないワン!
そうしてオナホールによる快感を十分に味わって絶頂まで達したら、その次は後片付けの始まりだワンね。

使ったオナホールの後片付け

使用後のオナホールはローションや精液などで汚れているので、必ず洗う必要がある

射精して気持ち良くなった矢先に後片付けをするのは面倒にも思えますが、それでもオナホールの洗浄は決して怠けてはいけない大事な工程だワン。
ここで手を抜けば、たとえ使い捨てではないオナホールでも安全に2度使うことは出来ないと思った方が良いワンね……。
もちろん、オナホールから引き抜いた男性器や自分の手も、ローションが付着していれば先に洗っておくべきだワン。事前準備の際に用意しておいたティッシュペーパーやウェットティッシュを利用して、パンツを履き直せるくらいには拭き取っておくべしだワン!
それが済んだら第一にやらなければいけないことは、オナホールの洗浄だワン。
使用後のオナホールは、コンドームを使用したりわざわざオナホールの外に射精したりしていない限り、内部にまだ精液が残っているはず。
それに加えてローションも残っているので、まずはこれらを洗い流して綺麗にしなければいけないワン。

 

ハンドソープでも効果はあるが、可能であれば専用クリーナーを用意したほうがより良い

とはいえ、洗う方法は使用前の準備で洗ったときと同様。中が汚れているとオナホールを裏返して洗いたくなる気持ちも分かりますが、挿入口が裂けたり内部の構造が無理に伸びてしまったりと耐久面に悪影響があるため、中に流水を注ぎ入れながら指やスポンジで擦るなどして地道に洗っていくのが大事だワン。
洗浄の目安としては、指を入れてもローションのヌメヌメ感がなくなっていれば、綺麗に洗えたと考えて良い塩梅だワン。逆にヌメヌメ感がちょっとでも残っていると感じたら、まだまだ洗い足りないというわけだワンね。
このときハンドソープやオナホール専用のクリーナーなどがあれば、水洗いだけで済ませるよりも綺麗にすることが出来るワン。
しっかり汚れを落とすことが出来たら、濡れたオナホールは清潔なタオルでしっかり水分を拭き取り、次は乾燥の段階へと移りましょう。

 

ドライスティック スタンダード』を挿入したオナホール

オナホールの乾燥で重要なのは、やはり内部の水分を取り除けるか否かだワン。
タオルで完璧に拭き取るのは難しく、たとえば割り箸などでタオルを無理やり押し込んで奥まで水分を拭き取る、といったことは可能ですが、効率的とは言えないワン。
そこで便利なのが、オナホール乾燥用の吸水スティック製品
オナホールに挿し込んで外から揉むだけで内部の水分を吸い取ってくれる吸水スティックは、オナホールケアにおける必須アイテムと言っても過言ではないワン。
かつては珪藻土で出来た吸水スティックが主流でしたが、最近では新たにポリビニールアルコール(PVA)製の吸水スティックも増えており、吸水性や耐久性、価格などの総合力から見ても、より使いやすくなっている点が見逃せないワンね。

 

オナホールにドライスティックを挿して土台に立てた状態

吸水スティック用の土台も用意できれば、オナホールが完全に乾燥するまで吸水スティックを挿したまま清潔に置いておくことも可能だワンよ。
オナホール内部に水分が残った状態で保管してしまうとカビが発生する原因になり、カビが生えたオナホールは再度使用することが出来ないワン。
オナホールを使用して洗ったあとは、必ず完全に乾いてから収納し、保管しましょう

 

ベビーパウダーはつけすぎず、表面がベタつかずサラッとする程度に抑えるのが良い

保管の方法にひと手間加えることで、オナホールの寿命をさらに伸ばすことも出来るワン。
基本的にオナホールは箱とビニール袋に入って売られていますが、買ったときと同じ状態で保管したいという人も少なくないんじゃないかワン?
しかし、洗った後のオナホールはぺたぺたと手やビニールにひっつきやすく、徐々にべたつきも出てくるものだワン。
そのまま保管するとビニール袋の中でオナホールが貼り付いてしまい、さながら人間に寝癖がつくように、オナホールが変形を起こしてしまう可能性があるんだワン。
そんなときに使うと良いのが、ベビーパウダーやオナホール用の抗菌パウダー
オイルブリードによるベタつきも予防することが出来るため、保管するタイミングでパウダーをはたいておく、というこの「ひと手間」をかけることによって、次にいざ使おうというときにオナホールがベタベタになっていて萎える……といった事態も防ぐことができるんだワンね。
また、オナホールを購入時と同じ状態で保管する、ということにそこまでこだわりがなければ、通気性に優れたアダルトグッズ保管用の袋を用意して収納するのも良い選択だワン。
高温多湿な日本の環境では湿度もカビの原因になるため、「直射日光が当たらず」「風通しが良く」「温度や湿度が高くない」冷暗所への保管がオススメだワンよ。

まとめ

こうして見ると、オナホールの「使い方」は単純明快で簡単な一方、ケア・メンテナンスの手間が多いように思るワンね。
しかし、同じオナホールを何度も繰り返し使いたいのであれば、この手間はオナホールの寿命を伸ばし、品質を保ったまま使える回数を増やすことに繋がる重要な手間だワン。
「短い期間に何度か使えれば満足」というような人であればそこまで入念なケアをせずとも問題はないかもしれませんが、長く使い続けたいのであれば手間は惜しまず、万全の状態を保つように心がけることが大事だワンね。
オナホールを使ったことはないけど、1回試してみようかな?」と思っている人は、ぜひこの記事を参考に準備を整えて、試してみてほしいワン!
1度体験すれば、すぐにその気持ち良さが体で理解できるはずだワンよ。
それでは皆さん、良き性生活を!